「たまには無計画も悪くない。」

はじめまして、こんにちは🌱
Shizuoka ShutterBugsメンバーの佐藤亜梨沙です🐰
今回の活動報告は、僭越ながら私が執筆させていただきます。最後までお付き合いただけますと幸いです·͜·ᰔᩚ

あらすじ

2023年9月17日(日)晴れ
この日の活動内容は、しずぎんギャラリー四季で開催中の「感じたまま」PartⅪ 写真展を見学した後にどこかへ行って写真を撮ろう。それだけでした𓏲𓎨
今回は私とりょんりょんさん、2人での活動。実は初めまして。
初対面 × 無計画 この旅の行く末は!!?

11:00  「感じたまま」PartⅪ 写真展

まずは本日の目的地、しずぎんギャラリーへ🚃💨
無事にりょんりょんさんと合流していざ展示会場へ!

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わくわく

「感じたまま」PartⅪ 写真展は、SBS学苑デジタルカメラ講座」静岡校、藤枝校で学ぶ苑生と講師・塚原勝二の手漉き和紙にプリントされた写真を見ることができます。
「写真を楽しむ」を第一にジャンルに囚われることなく、それぞれが「感じたまま」に撮った個性あふれる素敵な写真が展示されていました🌱

写真撮影もOKだったのですが、じっくりと拝見し最後に講師の塚原先生とお話をしていたら見事に撮るのを失念しておりました( ´;ω;` )ごめんなさい…。

そして塚原先生は2024年5月にモアイ像の写真展を開催予定とのこと🗿
展示される写真は実際にイースター島を訪れて撮影をされたそうで、モアイ像への愛をひしひしと感じます。現地の話やモアイ像について貴重なお話を伺うことができました。とても興味深く楽しい時間でした。神秘的で不思議なモアイ像の展示…楽しみです🗿

帰り際、塚原先生がポストカードをくださいました。私は石切場を背景にしたものと運ばれる途中で置いてかれてしまったモアイ像(切ない)の2枚を選びました。もう1枚のカルガモの親子は今回の展示のお写真📸
3枚とも大切にお部屋の壁に飾っております𐦖𐦖𐦖

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白黒だと尚、味わい深い。

12:00 さて、次の目的地は…。

塚原先生とお別れをして会場を後に。
そしてここで問題が発生です。えぇ皆さんの想像通り、そう…次の目的地が決まってない!行きたい場所も浮かばない。つまり目的地が決まらない。あせあせ。とりあえず移動しようと車に向かう2人。乃が美のパンの匂いにつられ寄り道をしながら目的地を考えました。(ここでもパンの美味しそうなにおいに気を取られて乃が美のパンの写真撮るのを忘れました🥹)

12:30 そうだ!山梨へ行こう!

考えた末、「もはや県外でも良いのでは…?」となり、山梨県甲府市が候補に。他にも8月にオープンした三島の住所を明かしていない喫茶店探しの旅も上がりましたが、これはまた別の企画で皆と行けたらと思います☕️
(私は先日友人と共に辿り着いてしまいました…美味しくて素敵なお店でした。)

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三島にオープンした素敵な喫茶店「静川」

是非皆さんも探してみてね☕️

14:00 山梨県甲府市 甲州夢小路散策!

そして無事に甲府駅に到着!
甲府駅の近くには、山梨県甲府市のランドマーク「甲州夢小路」があります。「甲州夢小路」は明治から昭和初期の甲府城下町を再現したショッピングストリート。石畳に古風な建物がある素敵な小路にはギャラリーやカフェなどがあり、のんびり楽しめそうな予感·͜·ᰔᩚ

さようならフルーツサンド🍓

散策を開始してすぐ目に飛び込んできたのは「入兆青果店」さんのフルーツサンド。少しお腹も空いていたので、さっそく店内へ!
りょんりょんさんはフルーツサンドを初めて食べるとのこと。わくわく。
ラスト1個だったフルーツサンドを無事に購入。お店の外でいそいそとフィルムを剥がし写真を撮ろうとするりょんりょんさん。

タイトルで予想が付いている方もいらっしゃいますと思いますが、ここでりょんりょんさんを悲劇が襲います。

宙を舞うフルーツサンド。
地面に叩きつけられるパンとクリーム。苺の悲鳴。
そして手に残るは愛しのフルーツサンド(極小)。

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おいたわしや。

どうやら食べやすいように元々半分に切られているようですね。私も気付けませんでした。お店の方、フルーツサンドさんごめんなさい。
お店の方の配慮が素晴らしいフルーツサンドでした!

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残りのフルーツサンドを大切に食べるりょんりょんさん。

この悲しそうなりょんりょんさんの顔を私は忘れません。
でもフルーツサンドは美味しかったようでよかったです。これはまたリベンジしましょう…!!!

そしてお腹を満たした後は、引き続き夢小路を散策!

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光の捉え方がとても素敵ですね。(撮影:りょんりょん)
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木の影が好き。フィルムも好き。
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好き。の一言に尽きる1枚。(撮影:りょんりょん)
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床を撮りがち。
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姿勢の良いりょんりょんさん

夢小路にはワインや和雑貨、レストランなど多種多様なお店が並んでいてとーっても楽しかったです𓏲𓎨
また次に訪れた時は、お店にスポットを当てて紹介出来たら楽しそうですね☕️
そして気づけば日が傾き、空もオレンジ色に染まり始めていました。が、今帰るにはまだ早い…ということで夢小路を後に🚗³₃

16:00 昇仙峡に到着!

「日本一の渓谷美」と謳われる昇仙峡が近くにあるということで、本日の最後の目的地に決定!

到着したのは日が暮れ、雲が広がり始めた頃でした。しかも渓谷なので暗くなるのが早い!でも私たちは気にせず進みます🚶‍♀️

今回は時間が遅かったため、仙娥滝を目標に!
少し進むと…おや?…黒い塊が動いているぞ(ドキドキ)

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オバケではなく、わんちゃんでした。

おそらく車を停めさせていただいたお店のわんちゃんかな?仙娥滝から帰ってきた時、真っ暗な道の奥から何かが走ってくるという恐怖を少し味わいました(笑)
わんちゃんが苦手な方はお気をつけて。

そして緩く長く続く坂をヒィヒィしながら進む2人。歳には勝てませんね?でも頑張って進みますよ…。

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使われているのかわからない建物がちらほら。
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ぶら下がってる植物撮りがち。

たまーに横道に逸れたりしながら散策。

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水辺に近づくりょんりょんさん。
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石門
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浮いてる…自然って凄い。

お喋りをしながら写真を撮りつつ進むと、あっという間に到着した仙娥滝(実際はハァハァ)。暗い中でも伝わる美しさと存在感。夏の終わり頃だったのでまだ紅葉はしてませんが青々と元気な緑。一瞬で元気に🔥

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仙娥滝(撮影:りょんりょん)
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を撮るりょんりょんさん。

私にはこういった表現ができないのでとても尊敬。本当に滑らかで美しいですね。そして、紅葉の季節にも訪れてみたいと思いました🍁

しっかりと計画して巡る旅も好きですが、計画せず思いつきや行き当たりばったりな旅も悪くない。そんな風に思えた素敵な1日でした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
各活動についての記事も、これから少しずつ更新されていく予定ですのでお楽しみに𓏲𓎨

。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。

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であればどなたでもご参加いただけます!

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それでは!

SSB夏企画”熱海スナップミート”を開催しました!<午後の部編>

こんにちは、りょんりょんです。”熱海スナップミート記事”再来です。
前回の記事ですが、めっちゃローカルな活動をたくさんの方に読んでいただき大変恐縮でした。ありがとうございます。

まだご覧になってない方は上から前編へ飛べます。
バナー写真のスーパー自由で楽しんでる感、熱海という魔力、そして参加メンバーの写真たちがよかったおかげではないかなと思ってます。私の文章は25%くらい小ボケと雑談なのですが、楽しんでもらえたら何よりです。

今回は<午後の部編>です。午後の部の見所を端的に表すと「涼を求めて三千里」「OGM48(お昼ご飯待ち48組)」「来宮ジンジャの優美(ゆううつ)」です。おまえは何を言ってるんだ。
そんな前記事の終わりに書いたタイトル回収するためにも今回の記事を書いていこうと思います。

PM12:00 再びスナップ開始

さて、Cafeサンバードを後にしたメンバーズ。午後の部からはみささんとゆづさんも加わり、ますます大所帯に。盛り上がったテンションで目指すはもちろん眼前に広がる熱海の大ビーチ。この時間帯になるとさすがに観光客も多くなり、ビーチは所狭しと人とテントで埋められていました。ひ…!人だらけでどこを撮ってもごちゃごちゃ映っちゃうよぉ〜…!

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だがそれがいい
熱海は斜面の街&観光地という特性上、ホテルやマンションが立ち並び、それが山の上まで見えるような状態になっています。しかもカラーも派手。テーマパーク感すら感じられます。
手前もごちゃごちゃ、奥までごちゃごちゃ。そのような情報量を詰め込んだ写真が撮れるのも熱海ならではの魅力です。

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往来の人も多い中、気持ちよさそうに寝ているのめっちゃいい

…しかし「ごちゃごちゃ」というと怒られるかもしれませんね、フォロー入れときます。

いいぞ!立建リゾー党いくわ観光組熱民民主党もその全てが、大地と海が織りなす真夏のバカンスにふさわしい景観を作り上げているぞ!理想的な連立政権だ!これが熱海の魔力!支持率が高いわけだ!

…ちょっと煽ってる感じがするので結局熱海の人を怒らせてしまうかもしれません。(執筆者は本当に熱海が好きです、許してください)

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もちろん海側を臨む景色も最高で見晴らしがいい
観光客のにぎわいも夏らしい気持ちよさを感じる(撮影:カーリー
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日傘をテントと擬態化させようと思って撮ってみた
手前の左右の砂浜までテントで埋まってたら良かったかもね

海を満喫したといっても、ビーチまで降りて撮ったのは半数くらいでした。たぶん砂にまみれるのと人の多さが嫌だったからでしょう。気持ちは分かる。熱海の魅力も目の前の煩わしさには勝てない。

海辺を満喫した一行は大通り挟んで向かい側にある路地裏へ移動して散策開始。高い建物の裏側なので影になるかと思いきや、この時間帯になると太陽はほぼ真上。真昼の熱海に照らせない場所はないのだ。

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建物に囲まれた隙間に伸びる木々にも太陽はその恵みを与える(撮影:hiro
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坂道の途中、建物と建物の間にショートカットできるように階段が設けられている
その階段のある建物の隙間に座ってポーズを決める私(撮影:hiro
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モノクロにすると光と影の差がより際立ってかっこいい(撮影:Hayato

PM1:00 「涼を求めて三千里」

カフェで休憩したとは言えど炎天下の中であることには変わりありません。ものの1時間で我々の体力はほとんど奪われてしまいました。メンバーの中にもゲッコー・モリアに影を奪われたが如く、日陰から出られない人が続出。自販機でジュースを買って道端で休憩します。
時間も時間、観光客も予想より遥かに多いのでそろそろ昼ごはんを食べに行こうということで熱海駅周辺の商店街へと戻ります。えぇ、戻るのです。午前に降りた坂道を。涼と昼ごはんを求める私たちは、それらを希望として坂道を登るのです。

同じ道を通って帰ると言えど、向かう方向と太陽の位置の違いは、私たちにまた違った熱海の色を見せます。

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こんだけバイクが並んでたら撮っちゃうよね(撮影:hiro
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黄色い屋根と黄色いタクシー
違うものをカラー合わせて撮るの良いよね(撮影:miho
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窓の反射に映り込む自分を撮るのはカメラやってる人あるある(撮影:Suzu
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昼過ぎは朝とは違う位置に太陽があるわけなので、同じ道でも違う影ができています
往復することは意外な発見につながるかもしれません、にしても変な形の影だ

PM2:30 「OGM48(お昼ご飯待ち48組)」

熱海駅前の商店街に戻ってきた私たち。目の前に広がるのは朝とは比べ物にならないほどの観光客の波でした。波とかじゃない、津波。その津波が商店街のご飯屋さんに押し寄せていたのです。お店からは嬉しい悲鳴が飛び交っていたことでしょう、幸福のテンペスト

どこも混雑していることを察した我々は、小さいお店ではなくいっそのこと大きいお店に行って待つ作戦を立て、商店街の「熱海おさかな・大食堂」へ。

こちらのお店は新鮮な海鮮丼が食べられるお店です。ふもとのビーチ近くにもお店を開いてます。宝玉の如く輝くお刺身が、白き玉座(白米)に鎮座ましましているわけです。
ここのお店の名物は「てっぺん丼」というもので、ご飯の上にこれでもかと言うほどの新鮮なお刺身を、文字通り山盛りに盛っているのです。鎮座増し増しているわけです。
私は「てっぺん丼」以外を注文したことはありません。何食べようかな〜とメニューを見てる中で「てっぺん丼」が目に入ると、「てっぺん丼だ!!山盛りだウッホーイ!!」と飛び付く思考回路になってるからです。まだ小学生の方が賢いと思います。

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てっぺん丼撮ってなかった、過去写真でごめんなさい、どでけえ

せっかく県外から来てくれた方もいるのですから、新鮮な海鮮に舌鼓を打ってほしいわけです。多少の待ち時間は仕方ないと整理券を取りに行くと、そこには48組待ちの文字列。ディズニーランドかよここは。
しかしここはあえて待ちを選択。「店内が広い&回転率が早い&たぶん待ち組の数字に絶望して待てない人が出てくる」という仮説を立て、しばし商店街周辺を自由解散自由散策。
私もさすがに疲れたので、かき氷を買って近くの広場の階段に座り込んで休憩がてらメンバーと雑談。撮影ばっかじゃなくてこういう時間いいよね。

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しょうがないなって感じでもやってくれる優しいわたなべ氏

そうやって10分くらい待つと何か12組くらい減ってました、どうやら我々の仮説が当たったようです。想定時間より昼ごはんをフライングゲットできそうな予感がビシビシ伝わってきます。

そして30分後にはとうとう「熱海おさかな・大食堂」の中に入ることが叶いました。待ちに待った昼ごはんを前にメニューを貪る我々。ごはんを前に爛々と輝く瞳は強敵を前に喜びを隠せない狂戦士の如s言い過ぎでした。

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この時間のためにお酒を我慢していたmihoさん(左)、いい表情してる
みささん(右)の丼の構え方いいね、そして手前のてっぺん丼の大きさがよく分かるね
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右から入ろうとしてくるUeno氏、3回撮り直して全部入ってきた
左からHayatoさん、こさけんさん、KISUKEさん、ゆづさん

私はもちろん「てっぺん丼」を注文。まさにヘビーローテーション。会いたかった。どうしても君(てっぺん丼)が好きだ。上からマリコ(関係ない)
そうやって各々好きなごはんを食べつつ、メンバーと話しつつ、撮った写真を見つつ、ゆるりとしっかりとエネルギーをチャージしたのでした。

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日陰から出られなかったSuzu氏は食べてないのに体力回復してる
左からSuzuさん、hiroさん、カーリーさん、わたなべさん
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逆光で若干暗いけど、みんなの表情の明るさは分かるはず
(撮影:Ueno

PM4:00 「来宮ジンジャの優美(ゆううつ)」

ごはん屋に入ると同時に降っていた雨も、我々がごはん屋を出ると同時に止み、だいぶ過ごしやすい気温になってました。しかも適度に曇るけど明るい。そんな爆運を引っ提げて向かうは最終目的地である「来宮(きのみや)神社」です。

古くから来宮大明神と称し、熱海郷の地主の神であって来宮の地に鎮座し、来福・縁起の神として古くから信仰されています。
奈良・平安期の征夷大将軍坂上田村麻呂公は戦の勝利を祈願し、熱海来宮神社の御分霊を東北地方を始め、各地を統制して行ったと伝えられます。

おおよそ、今から1300年前、和銅三年六月十五日に熱海湾で漁夫が網をおろしていたとき、御木像らしき物がこれに入ったので、不思議に思っていると、童子が現れ『我こそは五十猛命である。この里に波の音の聞こえない七本の楠の洞があるからそこに私を祀りなさい。しからば村人は勿論いり来るものも守護しよう。』と告げられ、村民達が探し当てたのが、この熱海の西山の地でした。

熱海 来宮神社(きのみやじんじゃ) https://kinomiya.or.jp/top/overview/deity/  より引用
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格式高い来宮神社(撮影:こさけん

すみません、神社の説明が全然上手くできなさそうだったので引用しました。
神秘的な伝承が残るこの神社。我々が出た瞬間に雨が止むという運の良い出来事も、この神社の力なのかもしれない。
S○S団もきっと黙っていないでしょう。キョン五十猛命に会いにいくわよ!」とでも言い出しかねません。

そんな神社に向かう道中。坂道を登り、見晴らしのいい道を登っていきます。

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何かしらのどこかしらで窓枠があったので撮影
景色が4分割されてるみたいだなと思って撮った気がする
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そんな細い隙間に何種類の雑草が…と思って撮ったような違うような
窓枠と同様、壁を植物が分割しているような感じですね
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神社へ向かう道中、見晴らしが良いところを通ります
ちょっと曇っていますが、街全体を見渡せる良いスポット(撮影:Ueno
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途中、下に降りられるように階段があります
この階段もナイス撮影スポットなのでおすすめ
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神社近くの道路沿いの壁にはびっしりと植物が生い茂ってました
ゆづさんに立ってもらって撮らせてもらいました、服装とトイカメラと緑のマッチングが良い

ようやく到着した境内。夏なのでまだ明るいとはいえ夕方も差し掛かった時間帯、木々に覆われた神社に隙間から優しい陽光が差し込みます。

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涼んでもらうためのミストが準備されている
虹がかかるのを見逃さない(撮影:miho
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虹より涼を求め、ミストの恩恵にあずかりに行くSuzu氏
手の上げ方がスピリチュアル味がある

来宮神社は本宮の裏に行けるのですが、そこにはパワースポットとしても有名な大楠が守護神の如く根を張り熱海の街を見護っています。その樹齢なんと2100年。紀元前から生きているということです、時間軸の規模が大き過ぎて理解が追い付きません。
我々は何も言わずともその大楠の樹に引き寄せられ、溢れる生命力をその目で見、その手で触れ、そのカメラで残すのでした。

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天へと伸びるしなやかでたくましい腕からは、今もなお生命力を感じずにはいられない(撮影:hiro
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大楠を高いところから見られるようにするための展望台
大楠の根付き方がよく見えます、えげつない

その後は神社敷地内にあるカフェでドリンクを購入し、テラス席で休憩がてら談笑。終盤にもなると緊張感もなくなり、全員が打ち解けて盛り上がる様子を見て安堵した私でした。

ちなみにメンバーのわたなべさんはみんなが写真を撮ってる間にドリンクを飲み、みんながドリンクを飲んでいる間はパフェを食べてました。ゆるい。

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見終わって「ワァ〜!」と走り出すSuzuさん
ピントは合ってないけどこの写真好きなんだよな
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しそサワージュース、見た目も味も美味しかった(撮影:Hayato

PM5:00 解散

さて、勝手に名付けた3タイトルを無事回収しました。小ネタを挟むのに全力過ぎて前回の更新から1ヶ月掛かってしまったわけですが、いよいよそれも終わり解散の時がやってきました。

「解散の前にみんなで写真を撮ろうよ」と誰かが言う。
三脚がないからカメラを置ける場所を探し、みんなが映るように角度を調整する。
「どう並ぶ?」「ここ空いてるよ」と声を掛け合う。
「3、2、1!」で写真を撮る。

瞬間的に撮った奇跡の1枚でもなければ、色がハデでもバズる写真でもない。
だけど私には、ここにいた全員にとってこの時の何でもないやり取りとこの集合写真が大切な1枚になってるんじゃないかなと感じています。

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みんないい笑顔なんだよな
何でもない日もイベントがある日も、これが写真に残す価値(撮影:こさけん

大事なのはそこにいるということ。
みんな仲良くハッピーに過ごすということ。
そして、その時間を写真で残すということ。

今回のメンバーで熱海スナップミートができてよかったなと心から思っています。またみんなで集まって遊びましょう。

ちなみに解散が終わったあと、東京組は海に向かって街を下っていきました。なかなか来られない街だからね、と気持ちは分かるのですが、追加で坂道をもう1往復するあたり、「貴公らはドMでありんすか」と思わざるを得ませんでした。

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東京組だけが見たその日の夕方の港(撮影:こさけん

参加者からの感想

行くまでドキドキしましたが、みなさんが撮影ジャンル、撮影スタイルが良い意味でバラバラだったので、のびのびと参加できました。 楽しかったです。

Suzu(SSBメンバー)

知り合いの写真仲間に誘われて、熱海へと赴いた。熱海に行くのは初めてだったが、そこは私がかつて住んでいた長崎の街並みによく似ていた。 坂が多く、海も近い。そんな景色にどこか懐かしさを感じながら、静岡写真コミュニティ ”Shizuoka ShutterBugs”のメンバーの方々に熱海を案内して頂いた。
静岡のフォトグラファーはスナップミート主催のRyo Taniokaさんしか存じ上げなかったが、ポートレートを撮られている方やモデルをされている方もいて、刺激をもらえた。 写真という共通の趣味のおかげで旅ができ、また新しいつながりが増えたことに感謝したい。次に熱海を訪れたら温泉にでも入りに行こうかな。

Yuki Kariya(東京)

東京からの参加で初対面の方も多かったですが、写真を通じて楽しく交流できました!
同じルートを歩いていても、それぞれ視点が違い、全然違う写真を撮っているのがめっちゃ面白かったです。
熱海という街の魅力を知ることもでき、充実した1日でした。またぜひ参加したいです😄

こさけん(東京)

11/12 秋のフォトウォーク ”奥大井スナップミート”

熱海スナップミートの全てをお話ししました、いかがだったでしょうか。
「SSB公式四季フォトウォーク」は、コミュニティ内外問わず参加できるフォトウォークです。熱海の魅力はもちろんのこと、コミュニティ内外関係なく交流して写真を楽しむ姿を伝えられたのではないかなと思います。
ちなみに静岡県民のHayatoさんはこの時コミュニティメンバーではなかったのですが、フォトウォークきっかけでコミュニティにジョイン。やっぱりどんな人たちがいるか分からないと不安だもんね、払拭できてよかったです。

ということで次は秋の部!奥大井スナップミート”を開催します!向かう先は奥大井湖上駅」と「畑薙大吊橋」!紅葉と併せて最高のロケーションがあなたの眼前に広がること間違いなしです。

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秋の紅葉を見にレッツゴー静岡マウンテン!メンバー一同、あなたとお会いできることを楽しみにお待ちしております。

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ナイスプリケツ

それでは。

SSB夏企画”熱海スナップミート”を開催しました!<午前の部編>

こんにちは、りょんりょんです。”熱海スナップミート”です。
先月の8/27(日)に”熱海スナップミート”を開催したわけなんですが、今回はみんなでどんな活動をしたのかをご報告していこうと思います。”熱海スナップミート”が何なのか、そもそもSSBメンバーって一体どんな人たちが集まっているのか謎だなあって思う方もいらっしゃると思うのでつまびらかにしていきます!
迷わず読めよ、読めば分かるさ!

”熱海スナップミート”とは

”熱海スナップミート”とはシンプルです。熱海で行うスナップのフォトウォーク(街を歩きながら撮影をすること)です。「じゃあ熱海フォトウォークでいいだろ」と言われたら何も言い返せないのですが、「スナップするためにいろんな人が集まって会うことで、交流を深められる会にしたい」と思って"Snap Meet"と名付けました。

そもそもこの熱海でスナップをする会は去年の6月にも行っていました。その時はコミュニティはなかったので知人たち8人が集まって1日中熱海を満喫するというフォトウォークだったわけですが、これがまあ最高に面白かったわけです。私自身初めましての人もいたのですが、同じ写真という共通言語を持つもの同士、仲良くなるのは音速の如し。大人になっても同じもので盛り上がれるっていいなあと思ったものです。

時は流れて1年後。「今年の夏も熱海でフォトウォークしたいなあ」なんてことを思っていた私は、コミュニティ発足するやいなや"熱海スナップミート"企画を立ち上げました。コミュニティメンバー誰もいなかったのに。誰も参加しなかったら涙で枕を濡らしていたと思いますが、総勢12名で熱海の街を練り歩くことができたので嬉し涙で枕を濡らしました。

ちなみにですが、SSB公式企画には「コミュニティ内外問わず」参加者を募集するものがあります。今回の熱海企画がまさにそれで、東京から4名、静岡から1名、コミュニティ外からの参加者が集まりました。
何でもそうだと思うのですが、閉鎖的になり過ぎることは循環を生まないので組織としてよろしくないものだと考えています。コミュニティのメンバーにとっても、参加してくれたコミュニティ外の方にとっても、この企画によって生まれた交流が自分の人生を豊かにするものであったらいいなと思います。

時間で区切って振り返り

さて、熱海スナップミートというものがどういうものかお分かりいただいたと思いますので、スタートからフィニッシュまでをメンバーの写真付きでご報告していこうと思います。

AM8:00 集合

集合時間は鬼早です。後ほど写真付きでお見せしますが、熱海は「山の斜面&建造物の高低差・密度」が特徴なので太陽の位置が特に重要な要素となります(普段のスナップでも太陽の位置は重要ですが)。
なので鬼早い時間から集まることで、影や日当たりの変化を余すことなく楽しもうということなのですが、「熱海に8時」なので静岡市勢は)乗り合わせ集合6時台」になります。スナップの前から戦いは始まっているのだ。

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清水駅前 AM6:15
悠長に写真を撮ってる場合じゃない
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熱海駐車場
集合時間前だからと写真撮ってたら、トラブル発生してちょっと遅刻した

ちょっと時間オーバーしたので駅前の足湯に浸かれませんでしたが、無事参加者全員が集まって自己紹介。初めましての人と会うのって自分がどう振る舞ったらいいか探り探りの瞬間あるじゃないですか、あれドキドキしますよね。苦手な方もいるかもしれませんが、スタートからぶっち切って盛り上がれる人はそうそう多くはないと思うので、参加してみたいなあって方は「みんな同じ気持ち」と思って勇気を出して参加してもらえたらいいんじゃないかなあ思います。

AM8:30 スナップ開始

熱海駅は熱海の街の中でも山頂の方にあります。なのでここから商店街とメイン通りを下りながら海の方へ目指してスナップを開始です。
「写真を撮る人は一般の人より歩く速度が6倍遅い」という持論があるのですが、今回も例外なく最初の商店街でたっぷりと時間を使いました。

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早朝の駅前商店街は人がまだ少ない
伸び伸びと好きなように撮れる、この時間一番好き

スナップをしながら初めましての方とトークするのも楽しいですね。普段何を撮っているのか、何のカメラを使っているのか、そんなことを話してたら最初の緊張感もだんだんと緩んできます。いいよね。
ちなみに私はライカを使っているのですが、メンバーが「貴族」と呼んできます。マウントを取ったことはないので代表をいじめないでください。

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話しながら写真を見せ合ったり相棒カメラの話をしたり、こういう交流の姿いいよね
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私の相棒GFXを貸し出し、自分が持っていないカメラを触る新鮮さが味わえるのがフォトウォーク
ヘタしたらこれきっかけで買う
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三者三様の撮影スタイル(撮影:miho
一番右が私なんですが真ん中(hiroさん)と比べると立ち方棒立ちでダサくて笑った

商店街を下るとそこに広がるのは車が通る大通り。山の斜面にある街なので、道がうねうねと曲がったり、横道や階段から路地に入ったりするようになります。曲がりくねった道の先に待っているのはいくつもの小さなお店と大きな海ですが、道中もしっかりスローペースでスナップをして回ります。
参加メンバーの写真も一緒に載せていきますが、同じ時間同じ場所を歩いていたはずなのに、全員が違う視点で熱海という街を見ている。カメラというものを介して全員が同じであり違う景色を見ている不思議さを感じられると思います。

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商店街から路地裏を覗くとこんな感じで看板が並ぶ(撮影:こさけん
がチャっとした路地裏感がいい味出してます
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三叉路、右に行くと来宮神社に続く坂道(午後の部にここを通ります)(撮影:こさけん
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三叉路右の先(撮影:hiro
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マンションに落ちる木陰は思わず撮っちゃう被写体(撮影:カーリー
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下っている道中。昔ながらの酒店が熱海の街に馴染んでいる(撮影:カーリー
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熱海は地形的にも建造物的にも高低差がある街
隙間から差す光が美しく映える街(撮影:すず

やっとこさふもとにある商店街まで下りてきました。ここまでかかった時間はおよそ1時間。Googlemapの予測では通常10分の距離なので私の持論は証明されました。
もしフォトグラファーと徒競走する機会があればカメラを持たせてください、必ず勝てます。

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光と影の綺麗さと一緒に、現地の人の生活を少し垣間見る(撮影:hiro
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商店街手前のヘアピンカーブ、ここから見渡せる熱海の街の景色が好き(撮影:Ueno
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私は50mmだったのでこう
同じ場所でも何をどう撮るかでこれだけ違う写真になる
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hiroさんは右の大きなホテルを削り、タクシー&見渡せる街並みを望遠ですっぱ抜き
前の2人とまた全然違う写真ができあがる
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商店街、全員が集まったところ
右奥にいるのがわたなべさん、左奥で写真を撮っているのがHayatoさん

商店街付近に川とそこに掛かる橋があるのですが、階段から川まで降りられるのでそこも探索しました。カメラを持つものに探索できないところなどないのです。

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地上からだとこの角度で花が撮れない
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mihoさんUenoさん、ひたすら川の流れを撮ってた
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木々を撮るmihoさん

AM11:00 Cafeサンバードで休憩&雑談

ここまで2時間くらいに渡りスナップをしていたのですが、時は真夏日の炎天下。とめどない紫外線と高い気温は知らず知らずのうちに私たちの体力を奪っていきますのでここで一度休憩。Cafeサンバードへ向かいます。

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最高の景色すぎる…(撮影:すず

海沿いに面し且つ2階という好立地。全面ガラス張りの窓から見える絶景はたまりません。
眼下には横断歩道があり、今から海を存分に楽しんでやるぞと言わんばかりの若者集団やルンルンステップを踏む子供とそれを見守る家族、それぞれの人生の交錯を眺めて妄想してみるのも楽しいです。

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これは席が空くまで待ってる時に撮った横断歩道前
ここから見ててもいろんな人が往来していて見てるのが楽しかった

内装はレトロで落ち着いた雰囲気かつ華やか。大きなオレンジのカーテンと暖色で統一されたデザインが、この空間に居られることの喜びを通り越して優越感すら感じさせてくれます。
滞在時間は1時間までで席数も限られるので並ぶことも多々ありますが、それを凌駕する魅力があります。
今回も満席だったのですが、せっかく県外から来てくださった方もいますので並ぶことにしました。

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Cafe サンバード
窓が大きいから光も贅沢に入ってくる
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カーリーさんKISUKEさん

3グループに分かれてコーヒーブレイク。美味しいドリンクと気持ちがいい景色を見ながらだとカメラ談義にも花が咲きます。私はカーリーさんとキスケさんと3人でテーブル卓に。3人ともライカ使用者なのでそれぞれ使っていたライカや購入きっかけについて話していました。
デジライカのシャッター感の違いが話題になり、カーリーさんのM11と私のM10-Pを交換して使ってみました。自分の持っていないカメラやレンズに外で触れられるのはフォトウォークがいい機会になりますね。「他人のライカに触るのは気が引ける」というのは人類皆平等に思う感情らしい。シャッター感の話はまた私個人のライカnoteで書くことにしましょう。

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ヤシの木とサンバードカーテンをミニマルで

午後の部に続く

1日の流れをまとめて書いてしまおうと思ったのですが、写真も含めるとこれは1万字くらいのボリュームになってしまうことに気付いたので前後編に分けることにしました。ここまでの写真とレポを楽しんでいただけたでしょうか。
次回の午後の部は「涼を求めて三千里」「OGM48(お昼ご飯待ち48組)」「来宮ジンジャの優美(ゆううつ)」の3本です。

無理矢理過ぎて駄々滑りですが活動は滑ってないので続きをまた読みに来てくださいね。
それでは。

活動報告:平間至写真展「写真は愛とタイミング!」に行ってみたand so on

夏季休暇いかがですか?
静岡写真コミュニティ"Shizuoka ShutterBugs"のUenoです。
偶然みつけた平間至写真展「写真は愛とタイミング!」へ、メンバーのW氏と行ってきたよという活動報告です。

東静岡駅にでかでかと看板

平間至さんって誰

祖父も父も写真家で音楽は趣味という、写場(現在の写真館)家系に生まれ、写真と音楽が密接不可分の写真家。
代表的なお仕事写真はタワレコNO MUSIC, NO LIFE
そう、知らず知らずのうちにタンマリと目にかけていますよ。
東日本大震災にて実家が被災した影響などで"平間至写真館TOKYO"を開設。
写真館についてはGENIC Vol..67を読んでね。↓

GENIC|知ることは次の扉を開くこと ~撮影と表現のQ&A~ vol.67 2023年7月号 雑誌 7月号の特集は「知ることは次の扉を開くこと ~撮影と表現のQ&A~」 表現において、“感覚” は大切。“自己流” も大切。 shop.genic-web.com
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写真展「写真は愛とタイミング」

展示会場の外はタワレコがジャック

概要

場所:JR東静岡駅静鉄長沼駅に近いグランシップ6F
日程:20023/07/25-2023/08/20
時間:10時-17時
詳細→https://www.granship.or.jp/visitors/event/detail.php?id=3026

感想

あまり書き過ぎてもネタバレになってしまうので箇条書きで端的にまとめます。

Like

  • ミュージシャン写真が圧巻。躍動感や音が聞こえるとかよりも、俗にいうキメ顔のように造られた表現ではない。

  • 写真から音楽の移り変わりを感じる。忌野清志郎の時代からシシドカフカの時代。変化したことを感じる。(YOASOBI知らんのってバカにされるくらい最近の音楽は知らん)

  • ブランキーカッコよい(本当に個人の趣味)

  • 家族写真とか遺影とかイキイキしてる。笑顔でも造られた笑顔ではない。
    70-200mm F2.8でボケ+露出+1が家族写真じゃないぞ。

  • スタジオの白ホリでも集合写真じゃないぞ。

  • 痛烈かつ強烈に感じる。強く強く訴えてくる。
    それが心地よい強さ。ずっと観てられる。

イマイチ

  • 少ない。もっと観たい。

  • 一つの部屋に複数テーマが混ざっている(一応の仕切りはあるが)

  • 同行したW氏、MDを知らず、、、ジェネレーションギャップorz

and so on (スナップして呑んで食って、、、)

靜岡縣護國神社みたままつり。。。あまり撮れない。。。

ちかくのレトロな雰囲気が刺さる

なので、そそくさとスナップしながら移動。
静岡駅すぐのバーGOGHへ。(えぇ、結局呑みますよwww)
ノンアルカクテル(モクテル)多めです。呑まない人と行くにもよい。
内装は当然オシャン          ヮクリ(°心∀°)ヮクリ

GOGH店内 マジオシャン

呑んだら食べます
香香飯店という中国料理
(*)´ー`(*)”モグモグ 満腹

五臓六腑に染み渡る美味

この間、ず~~~っと写真の話。
私:ミラーレス以外持ってない(使ったことさえない)
W氏:フィルムがメイン。デジタルあるけどほぼ使ってない
撮影機材が全く違うけど、好きな表現と好きでない表現が同じなのが不思議
*1

W氏インスタ↓
天平のおから(@coanda2105) • Instagram写真と動画
ついでに私のインスタ↓
H_Ueno(@hrtsueno) • Instagram写真と動画

結び

まだ会期中。
音楽(特にロックやJ-POP)が趣味の方にはお勧め。
20日にはトークショーもあります。
是非是非。

 

。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。°。

 

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それでは!

*1:乂(∇ ̄ )なんでだろう~(  ̄∇)乂

ひつじ、手焼き、月光のようなやわらかさ

 「ツキ」の有無。
 うーん…これって難しいですよね。今年は年始から病気が続いてツキが悪い…かと思いきや当コミュニティ(Shizuoka ShutterBugs)のような出会いもあったり、アンビバレントな感じ!

 ご挨拶が遅れました。こんにちは、わたなべです。
 さて、2023年7月23日の活動報告は当コミュニティ立ち上げメンバーの1人であるmihoさんが書くはずだったんですけど、コミュニティ代表のりょんりょんさんは「トゥクトゥクと愛について語ってほしい」なんて私に要求してきたんです。無茶苦茶ですよね?
 そういえば今回も集合場所を「フィンランド」なんて言い出していたよなぁ、あの人。どうやら、うちの代表は難解な人なんだ、きっと。
 まぁいいや、今日もツキに恵まれているから。なぜって、森本裕香さんの個展『白黒羊』を見ることができたから。

画像
森本さんのインスタから

 「ツキ」といえばアポロ11号。人が月へ行ったのは今から54年前、1969年の7月20日。その時は有史以前より人と共にあった「歌」も一緒に月面へ持ち込まれたんですって。それがフランク・シナトラがカバーした『Fly Me to the Moon』。実は私は映画の『The Dish』(邦題:月の羊)(※1)が大好きなんで、この曲を聴くとワクワクしてしてしまう。
 でもなんで月の羊なんだっけ?そういえば羊も人類と長い間一緒にいた生き物のはずなんだけど、私たちは悲しいくらい羊という生き物の実態を知らない。ふわふわとか、贖罪の生贄とか、ジンギスカンとかそんなイメージ?あくまでイメージでしか知らない。そう、ペガススや麒麟みたいな存在になりつつある。
 でも大丈夫、この個展へ行けば16年も羊と向き合った森本さんと森本さんが見た羊がそこにいるから。実際の羊って奔放で汚くて小枝がたくさん挟まっているんだって!知ってた?

 少し頑張りすぎた、でもまだ頑張れそうなF2フォトミック(※2)と万全なトライX(※3)から紡ぎ出された原板(※4)。そこから丁寧に手焼き(※5)された写真の生き物たちは柔らかい光を受けて木々の根や柵に頭を突っ込んでいる。あぁこれが羊なんだなって。それこそ月に住んでいる羊たちもこんなんだろうなぁと思いました。
 今や「古典的」なんて言われてしまう手法も、常に人と在り続けたのに「忘れられて」しまった生き物も、そこに確かにいるんです。記憶は記録、フィルムと印画紙は物質として100年は持ちます。でもその記憶の器は私たち一人一人なのです。ぜひ見てきてください、現地で、月と同じ反射光で。

画像
森本さんのインスタから


 というわけで今回は森本裕香さんの個展『白黒羊』を僭越ながらご紹介いたしました。
 静岡の開催は7/22(土)~7/28(金) ボタニカ・アートスペース(ボタニカ3階)です。京都でも9月にやるみたいです!
 ひとつの被写体にひたすら向き合う姿勢って素敵ですよね。なんだか愛の理想みたい。
 トゥクトゥクは入ってないけどこれでいいかな、りょんりょんさん?ねぇ、次は私を熱海へ連れてって?Fly Me to the Atamiだよ!(雑な回収)
森本さん、素敵な展示と細かな解説、ご案内、本当にありがとうございました。

※1 2000年に作られた映画。オーストラリアの片田舎のパークス天文台が急遽アポロ11号の無線を中継した実話を元にしている。
※2 ニコンのフィルムの一眼レフカメラ。フォトミックは露出計付きのモデルでロボコップみたいな頭が特徴。フルメカニカルなすごいヤツ。
※3 米コダック社のモノクロネガフィルム。万全。
※4 現像されたフィルムのこと。
※5 フィルムに当てた光から印画紙を焼き付けて現像すること。昔の刑事モノで赤く暗い密室でぼちぼち話しているところにドジ刑事が飛び込んでくるシーンあるよね?それだよ!ちなみに機械焼きはスキャンしたデータをレーザーで焼く。

代表追記:「トゥクトゥクと愛について語って」とは発言しておりません。正しくは「写真展でわたなべさんの視点で感じた興奮と写真への愛を語って」でした。お詫びして訂正します。

活動報告:第2回中部ごはん会

静岡からこんにちは!
静岡写真コミュニティ"Shizuoka ShutterBugs" メンバーのmihoです。

Shizuoka ShutterBugs(以下SSB)は、静岡で活動する写真サークルです。オフラインでの写真会・企画・交流をメインに、活動しています。

今日は、先日開催された“第2回中部ごはん会”についてご報告します。今回は5人のメンバーが集まりました!

 

12:00 集合、そしてランチへ

梅雨明けの暑い日差しが降り注ぐ静岡。駅で合流したわたしたちは、レストラン Aokiへと向かいました。
こちらは、駅南徒歩3分にある洋食屋さんです。お洒落な内装は、昔ながらの雰囲気があり落ち着きます。

ここで、はじめましてのご挨拶などなど。かしこまった感じではなく、ラフにお話しました。

わたしはカレーのランチを注文。スパイスの効いたカレーが、夏にぴったりでした。満腹!
他にも美味しそうなメニューがたくさんありました。ぜひ、ディナーでも訪れたいですね。

 

美味しいものを食べると無言になるよね。

aoki1980.net

13:00 写真展に行こう

お腹いっぱいになったところで、ボタニカで開催されている“森本裕香写真展ー白黒 羊”へ足を運びました。
羊をモノクロで表現している森本裕香さん。モノクロフィルムで撮られた羊たちの写真展です。
さらに展示されている作品は、森本さんの手焼きプリント。手焼きの流れを詳しく説明していただきました。貴重なお話を伺えて、大変嬉しかったです。

 

 

フィルムに精通しているメンバー・わたなべさんが、熱心に、そして楽しそうに森本さんとお話ししている姿が印象的でした。好きなものを語り合えるってとっても楽しいですよね。

「カラー写真は情報が多いけれど、モノクロは白と黒のみ。光と影のみだからこそ見える世界に魅せられた。」と森本さん。
羊たちの表情や仕草が、人間のようであり、物語のようであり。見れば見るほど惹き付けられます。洗練されたモノクロだからこそ得られる作品の奥行きを感じることができました。

静岡での展示は、7月28日までとのことです。心が温まる素敵な写真展でした。近くにお越しの際は、ぜひご覧ください。

 

■ わたなべさんも記事を書いてくださいました!

■写真展 “白黒 羊” - Instagram


■Botanica 静岡 金座 ボタニカ

kinza-botanica.com

可愛いThanksクッキーをいただきました!

 

14:00 すごせる酒屋 MUGI

ここで小休憩です。撮り歩きたいのは山々ですが、なんていったって暑い。暑いとビールが飲みたくなる。

向かった先は、SSBメンバーがおすすめするすごせる酒屋 MUGI。ここでは、県内外のクラフトビールが取り揃えられており、立ち飲みができます。お酒好きのわたしには最高でした。
1杯ひっかけながら、今後のコミュニティの話などしました。まだまだ駆け出しのSSB。これから何でもできそうですね。

 

15:00 静岡県庁別館21階富士山展望ロビー

本日最後の目的地、静岡県庁別館21階富士山展望ロビー。こちらは県庁にある展望台です。静岡の街が360度見渡せるおすすめスポットになります。

ここでは、各々のカメラで自由に撮影しました。景色を撮ったりお互いを撮ったり、楽しい時間を過ごせました。
好きな機材を使い、自分の視点で撮影する。同じ場所なのに、様々な写真が生まれる。これは、仲間がいるからこそ味わえる喜びです。
その喜びを多くの仲間と味わえるコミュニティに育つといいなあと願っています。

撮影:miho
撮影:FUHIさん
撮影:miho
撮影:Uenoさん

www.pref.shizuoka.jp

 

16:00 解散

日差しが柔らかくなり、風も心地の良い頃に解散。
皆さま、暑い中ありがとうございました!またお会いしましょう。





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第1回SSB中部ごはん会をやったので活動内容を報告しようと思う

こんにちは、中部メンバーのFUHIです。
今回は7月の活動である「地域別ごはん会企画」第1弾の活動報告です。

このコミュニティに参加して初めてのオフライン交流会。
とても楽しみにしていたのですが、当日に待ち合わせできたのが、おひとりのみ!
事前にご連絡はいただいていましたが参加予定だった方の都合がつかなくなり、少しさびしい気持ちを抱えて当日を迎えました。また次回の活動の時にお会いできたら嬉しいですね。

2人だからこそできること、楽しめることをしようと思いましたので、私はいそいそと準備を開始。

海岸でゆったりできるようにキャンプ椅子を車に積み、
音楽を流すためにスピーカーを持ち、
カフェ「たいやき珈琲」さんのアイスコーヒーとたい焼きを買いました。
その甲斐もあってか会話に花が咲き、雑談をしたり今後のコミュニティの活動を話したりと、Chillな時間を過ごすことができました!

画像
写真に映っているのが私

この日の海辺は雲が出て太陽に照らされることもなく、風が強くて波の音も気持ちがよかったです。しばらくはそこで過ごしていたのですが、風の音でお互いの話し声が聞こえづらい状況だったので急遽二次会(?)場所へ移動。もう少し落ち着いてる場所にいこうということになり近くの川へ。そこでもまた椅子に座り、今後の活動について引き続きお話しました。

その後、急遽近場で活動していることを知ったメンバーが駆け付けてくれて挨拶とちょっと雑談。そして追加で急遽合流できることになった別のメンバーのもとへ車を走らせ、カフェで夕ご飯を一緒に食べてその日の活動を終えました(みんなハンバーグを食べてました笑)。

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急遽来てくれたメンバー。会話時間10分。それでも来てくれたのは嬉しいですね。
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突然の双子コーデ。

オンラインでの交流からだんだんと顔が見えるオフラインの交流へ移行してきたSSBコミュニティ。

今後の活動もとても楽しみです!

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